• 会議中に背中を寝違えたと思うほどの激痛が徐々に酷くなり、ついに脂汗が出て意識が混沌としてきたところで救急車がやってきて、近くの夜間救急病院に搬送。血液検査やレントゲン、CTスキャン等の検査から尿路結石という結論と成り、緊急入院となりました。とはいえ泌尿器科が無いので対処はひたすら点滴を打ち尿として出す、ということしかないらしく、一回座薬で痛み止めを投薬されたときはかなり楽になったのですが、3時間持たず、その後ひたすら激痛を堪えながら一晩中唸っておりました。
  • 夜明け前に尿検査の為に尿を取った際に血尿だったということで、その後急に痛みが取れ、通常の行動が取れる様に成り、午前中に退院の手続きを経て、念のために泌尿器科を受診し、尿路には石が残っていない(腎臓内には3mmの石有り)ことを確認して帰宅してきました。
  • 三大激痛(群発頭痛心筋梗塞・尿管結石)を期せずして体感してしまったわけですが、人に説明するのが難しい程の激痛です。もう痛いとしか言い様がなく、もう決して体感したくないのですが体質的なものだと再発してしまうので、取りあえず水分補給と運動でなるべく再発を先延ばしにするべく足掻いております。


  • ここ最近EK9に乗る機会が増え、年間の走行距離が3,000kmを超える様になりました。1998年に購入してからも現在まで62,000kmという距離計が示すとおり、通勤では使えず、週末も引きこもり体質なので遠出なんて考えも付かなかったのですが、自転車でのイベントやレース、親類の住む土地への観光など大活躍です。特にロードバイクのホイールを外さずとも車載出来るというユーティリティの高さは特筆物です。
  • とはいえ、18年選手とも成れば経年劣化の部分が出てきます。外装では悪戯による傷や錆が出ている箇所が有りますし、バンパーは擦り傷で一杯。あちこちに苔の緑が付属しています。クラッチを踏むとゴムっぽい感触を感じましたし、エンジンの振動が大きくなった気がします。
  • また、前に乗っていたシティターボIIで60,000kmを超えた辺りでクラッチの滑りとオルタネーターやデストリビューターの破損などが有り、自走出来なくなったことがあり、そんな経験もあり、今回意を決してEK9のリフレッシュ計画を実行してみました。
  • 前回はヘッドライトのHID化とブレーキパッドの交換を行いましたので、今回は費用も時間も掛かる部分にしました。1.クラッチ交換、2.エンジンマウント交換、3.タイミング・ファンベルト交換の3つです。
  • 予算は30万を上限とし気になるところがあれば対応して貰える様にし、タイヤ交換でお世話になったショップに相談すると予算内で余裕で対応出来るとのことでしたのでお願いしました。代車もお借り出来たので行き帰りが楽で助かりました。
  • クラッチはクスコのメタルクラッチ、その他マウント類は純正品でした。作業的には色々苦労された所もあったようですが割愛して、予定外でしたがドライブシャフトブーツの破れが運良く見つかり、これも交換しました。エンジンルーム内の洗浄や黄ばんだレンズも磨いて頂き、まさしくリフレッシュという感じになりました。
  • 交換後のインプレッションですが、クラッチが軽くなりました。しかししっかり動力を伝えている様で一気に5,000rpmとか簡単に回る様になりまして、とにかく走っていて新車に乗って居たときの感覚を思い出し、再度惚れ直しました。また2速5,000rpm当たりでマフラーかエキマニ当たりからビビリ音が出ていたのが解消されました。ショップのメカニックさんの人当たりの良い対応や色々な知識や意見を伺えたのも良い経験でした。
  • これで少し味を占めたので、来年辺りに全塗装と足回りのブッシュ類の交換、ラジエター周辺、機械式3連メータを電子式に交換するとかも考えたいと思います。大森の油圧メーター、振動が酷くてビビリ音が凄いのです。

  • 10/2は第10回ジンギスカップでした。参加したものの、平凡以下の、惨憺たる結果と云えます。
  • 勿論、今年一回もトレイルを走っていないとか、体重が増えたとか、年齢が+1したとか色々言い訳がありますが、結果は結果で受け入れなければなりません。正直なところ上位に入り表彰されたいという欲が無く、ただ漠然と今まで走っている限りは改善は見込めないのだろうとは思います。
  • 今回、去年と比べてタイムが4分ほど増えてました。確かに参加者のタイムは全般的に増加傾向にありますが、それにしても極端な悪化です。とはいえ、セクションは概ね上手く乗れていたかと思います。セクションを繋ぐスピードが比較して低いのだと思われます。
  • 疲労を気にしてつなぎの区間を流してしまうクセが染みついていて、ペダリングを休んでしまい全体的なスピードに影響しているのは明らか。また、どうやら試走の時と違い、異常に心拍が上がっているという実感があり、試走のときより余裕が無いという意識があります。
  • 10番台に入る為にはタイムを6分縮める必要があります。可能な気がしますが、努力が最重要。課題は怠惰でしょう。
  • 環境が変化して閉塞感漂っていまして、以前の自分に戻っただけとも云えますが、こういう状況だと刺激が無いので怠惰に浸ってしまうんですよね…。
  • 今年は竹谷賢二さんの他に平林安里選手が参加して、あらゆる場面で視線を釘付けでした。(写真は竹谷さん)

  • 忙しさにかまけ、週末のトレーニングをすっかりサボっておりまして、会社の健康診断で去年比体重1kg増、ウエスト4cm増とすっかり貯金が増えてしまいましたので、より重くなった腰を上げ、ロードバイクでトレーニング行ってきました。10月頭にはMTBのレースにエントリーしていますが、MTBで林道に行けるまでのモチベーションと自信が無いのです。
  • さて、いつものルートですので色々と課題を考えていたわけですが、道中はわりかし好調で20kmを過ぎた当たりから体が温まってきて絶好調に移行。このまま羽鳥ダムヒルクライムへと突入したわけです。
  • 流石に今日は涼しかったのと連休効果もあるのかロードバイクの方も多くいらっしゃいました。下ってきた方の顔には余裕が見受けられ、これから登ろうとする自分には羨ましく見えます。
  • 今回の敵は空腹でした。特に何も考えずに出かけるときにパンと牛乳を摂取し出かけてきたのですが、よりによってヒルクライム中に「腹減ったー」となりまして、勿論ポケットには補給食は何も無く、家の鍵だけです。
  • 仕方が無いので登って下ってコンビニに駆け込むしか有りません。ドリンクの中のBCAAとクエン酸にすべてを託します。そして、ハンガーノックにならずにコンビニに駆け込むことが出来た安心から、コーラとおにぎり、どら焼きを一気に流し込んだのですが、これがある意味、徒となりました。
  • 走行再開して間も無く「眠いー」となりました。もうこのままうっつぶして爆睡したい気持ちが満載です。ペダルを廻したくないのに廻さないと家に帰れないので眠気と戦って廻します。でも、下り坂では思いっきりペダリングをサボってました。
  • サボりの代償でしょう。体はすっかりロードバイクで走るための色々な何かを忘れてしまったようです。反省してローラーを廻すことからやり直したいと思います。



  • ディーラーの定期点検時にブレーキパッドの残量が少ないと指摘されていたのに、暫く放置していましたが、ようやく交換の重い腰を上げました。私にはいくつ重い腰があるのだろう...。
  • 気分的にプロμにしたいと思いつつ、行きつけのタイヤガーデンを訪問し、パッドの交換をしたい旨話をしましたらWinmaxというところのAT2を薦められました。純正よりも制動力があり、ダストも少なめというのが評価されていまして、Winmax自体がここのタイヤガーデンと懇意にされているとのことで、安心してお任せすることにしました。
  • ショップの夏期休暇を挟み、ようやく入荷したという連絡を受け、本日早速交換に伺い、1H程の作業時間で交換完了。そのままショップの方がアタリを出しに行くとのことでEK9が帰ってくるのをしばし待ってようやく受け渡しされました。
  • ファーストインプレッションとしては評判通り純正より利きの良さが分かりました。かといってカックンに成るわけでは無くあくまでもストリート向けなので通常使いでは問題にならないと思います。ダストの少なさとかはしばし走ってからですね。パッドの見た目が赤いのでちょっとしたドレスアップ的心理効果があります。

  • 先週那須ロングライドに参加し、100kmをなんとか走りきったというのに、誘われるまま南会津町で開催された走ってみっぺ南会津という、イベントに参加してきました。これまた100kmで実は走る前はちょっと億劫だったのです。
  • さて、SKMさんの車にAOKさんとの相乗りにて4時頃出発し、スタート地点のたかつえスキー場に到着。コースプロフィールのラスト3kmのヒルクライムを想像し、悪い予感しかしません。でも、ゲートは万人を迎えてくれました。


  • 開会式には本日のイベントをサポートしてくれる、宇都宮ブリッツェン那須ブラーゼン、女子チーム(ヲイ)が登場し、雰囲気を盛り上げてくれました。


  • そんなこんなでスタートですが、いきなり3kmの激下りなので、プロサイクリングチームのメンバーか、指名された方の後ろについて走る様に指示されまして、最初は気楽について行ったのですが、幹線道路に出たとたんいきなりのスピードアップ。この手のイベントでは速くて腕のある方はどんどん先に行ってしまい、大抵は同じぐらいのスピードでトレインが出来上がります。そしてトレインに乗り遅れるとどんどんと置いて行かれ、疲労だけが残るのです。
  • しかし見事な里山の風景と快適な気候のせいでとても気持ちよく、南会津って良いところだったんだなぁと再発見しながらのライドでした。
  • 途中のエイドで屏風岩という景勝地でマトン丼を頂いたのですが、これが絶品。ご飯を大盛りにしなかったのをしこたま後悔しました。


  • 写真の赤いのが生肉?との指摘を友人からされたのですが、付け合わせのザーサイに梅肉があえてある物で、これだけでご飯2杯は食べられる代物です。
  • 屏風岩を間近で見る為に、ビンディングシューズで岩をおそるおそる歩いて近づいてみるとこれまた見事な岩肌。岩石マニアの血が騒ぎます。紅葉の時期はそれまた見事らしいですよ。



  • 道の駅のエイドを超えると終盤戦。ダラダラした登りが続くコースとなり、一人で走るよりトレインで走りたいので後ろにつきたいのに誰も居ないという状況が10kmぐらい続き、さらにコースを示す矢印の看板が少なくて、迷ってないか心配になることが多かったです。ガイド員の少なさも合わせ、本当に緩いライドイベントだなぁという感想を持ちました。
  • しかし、エイドで食べられるお餅やトマト、アスパラガスやドリンクなど、素朴なのに胃に染み渡る本当に美味しい物が揃っているのが魅力だと思います。最後の最後で山菜蕎麦があったのに気づかず食べられなかったのが本当に悔やまれます。
  • さて、たかつえスキー場の3kmヒルクライムですが、案の定一回押して歩いてしまってもう二度と乗ることができずに押して歩いている方たちの行列が目の前に広がっており、ここまで来たら意地でも押して歩かないと決めて挑みましたが、8%程の勾配はやはり効果的に気力を奪い、押して歩いてもいいよーと誘惑がささやきます。しかしいつかは終わるもの、スタート時にくぐったゲートを再度くぐり、無事にゴールとなったのです。
  • その後完走証とスポーツドリンクを頂き、放心して30分ぐらい経ってからようやく動くことができました。
  • 今回のマップとログ。トレインの効果があって平均速度が高め。トレイン参加すると1割ほど速度が上がるのが実感出来ます。



  • この手のロングライドのイベントの魅力は、日頃ソロで走っている方は特にはまると思います。トレインに参加して走ったことが無い速度を出してみたり、エイドで補給しまくってお腹いっぱいになったり。自分をがむしゃらに追い込むのがもう違うかなと思うように成った方、是非地元のイベントに参加してみると違う魅力が見えてくると思いますよ。自分はロードバイクでは競技はしないと決めていましたが、ロングライドだけは今後も参加したいと思っています。


那須ロングライドに今回で3回目のエントリーとなります。初回は自転車仲間から情報を得て軽い気持ちでエントリーした70kmのチャレンジ70。去年は芭蕉苦行75というちょっと毛色の違ったコースを走る75kmでした。せっかくならばヒルクライムを堪能したいと思っていたので今回100kmのヒルクライム100にエントリーしました。なんか募集してから24時間経たずに定員になったとか。

  • さて、早起きが苦手な自分が6時の駐車場入りを目指し下道で出発。駐車場である学びの森小学校に着いてからスタート地点の那須町文化センターまで約4km。軽いウォーミングアップだったのですが不安がありました。
  • 7:45分から1分間隔でスタートし、まずは向かうは那須岳。Mt.ジーンズまでは1回目で経験済み、それより上の大丸駐車場のあたりでなんかダルイと感じておりました。単に各ASで補給しまくってお腹がふくれていたからと思っていたのですが...。
  • AS5の峠の茶屋につくとさらに体調に変化を感じます。ふらつく様な感覚と息苦しさ。軽い高山病だったのかもしれません。せっかくの名物、うなぎりが美味しく感じられません。ああ、なんてこったい。


  • その後下りになるのですが、長すぎる下りは握力を奪い苦痛になってきます。せっかくの景観地、殺生石でも景色を楽しむ余裕より硫黄臭さが気になるとさらに気力を奪っていきます。
  • 廻りからこれで厳しいところは終わり的な雰囲気を勝手に感じ取って、AS7の南ヶ丘牧場で固いアイスクリームを時間を掛けて補給したお陰でで少し気力が復活。次のAS8の板室に向かう途中でふと思ったのです。この100km、甘くないと。
  • ASに向かうために時折6%を超えるアップダウンを繰り返し、平坦路ではトレインの為スピードが上がる。そんなメリハリのある走り方の経験の無い自分は、すっかり気力ごと持って行かれてしまっていたのです。
  • 次のASで休む為に走るだけの自分。美味しい物を補給しながら景観を楽しんで自分のペースで走るという、ロングライドの醍醐味はどこかに消えていました。補給するのはドリンクかかき氷。AS10の那須りんどう湖でのカレーも牛すじ丼も食べること無く、今となってはものすごい後悔しかありませんが、肉体的疲労ではないのに無気力走行に陥ったのでした。
  • 那須町文化センターにゴールし、ご褒美の那須牛をひとつまみ。記念品を頂き、駐車場に向かうこの4kmがまたダメ押しで効きました。


  • ともあれ、勿体ないことをしてしまったというのが正直な感想です。もっと肉を!カレーを!蕎麦を!食べたかったのです。しかしあの時はそんな気分は吹っ飛んでしました。もう走りたくないと思ってしまっていました。敗北です(何に?)
  • でも、落ち着いた今となったら来年はもっと走りと食を堪能したいと思う様になっています。というわけで、来年参加出来たら頑張ります。
  • ログは恥ずかしいのでお酒のつまみにでもしてください...。