• ここ最近EK9に乗る機会が増え、年間の走行距離が3,000kmを超える様になりました。1998年に購入してからも現在まで62,000kmという距離計が示すとおり、通勤では使えず、週末も引きこもり体質なので遠出なんて考えも付かなかったのですが、自転車でのイベントやレース、親類の住む土地への観光など大活躍です。特にロードバイクのホイールを外さずとも車載出来るというユーティリティの高さは特筆物です。
  • とはいえ、18年選手とも成れば経年劣化の部分が出てきます。外装では悪戯による傷や錆が出ている箇所が有りますし、バンパーは擦り傷で一杯。あちこちに苔の緑が付属しています。クラッチを踏むとゴムっぽい感触を感じましたし、エンジンの振動が大きくなった気がします。
  • また、前に乗っていたシティターボIIで60,000kmを超えた辺りでクラッチの滑りとオルタネーターやデストリビューターの破損などが有り、自走出来なくなったことがあり、そんな経験もあり、今回意を決してEK9のリフレッシュ計画を実行してみました。
  • 前回はヘッドライトのHID化とブレーキパッドの交換を行いましたので、今回は費用も時間も掛かる部分にしました。1.クラッチ交換、2.エンジンマウント交換、3.タイミング・ファンベルト交換の3つです。
  • 予算は30万を上限とし気になるところがあれば対応して貰える様にし、タイヤ交換でお世話になったショップに相談すると予算内で余裕で対応出来るとのことでしたのでお願いしました。代車もお借り出来たので行き帰りが楽で助かりました。
  • クラッチはクスコのメタルクラッチ、その他マウント類は純正品でした。作業的には色々苦労された所もあったようですが割愛して、予定外でしたがドライブシャフトブーツの破れが運良く見つかり、これも交換しました。エンジンルーム内の洗浄や黄ばんだレンズも磨いて頂き、まさしくリフレッシュという感じになりました。
  • 交換後のインプレッションですが、クラッチが軽くなりました。しかししっかり動力を伝えている様で一気に5,000rpmとか簡単に回る様になりまして、とにかく走っていて新車に乗って居たときの感覚を思い出し、再度惚れ直しました。また2速5,000rpm当たりでマフラーかエキマニ当たりからビビリ音が出ていたのが解消されました。ショップのメカニックさんの人当たりの良い対応や色々な知識や意見を伺えたのも良い経験でした。
  • これで少し味を占めたので、来年辺りに全塗装と足回りのブッシュ類の交換、ラジエター周辺、機械式3連メータを電子式に交換するとかも考えたいと思います。大森の油圧メーター、振動が酷くてビビリ音が凄いのです。