• MTBに好んで乗らなくなったここ最近。加齢と共に上下の動きに堪えきれなくなったのは事実。しかし磐梯南ヶ丘牧場で開催されるジンデュランスとジンギスカップの2大レースは昔から出走してきたし、個人的に思い入れもあるので、今日開催された第5回ジンデュランスに出走致しました。MTBクロスカントリーなコースを三時間走り、周回数を競うエンデュランスレースです。

  • 珍しく受付時間前に駐車場に入り、MTBと自分の準備を整えて、ゼッケンを装着して試走に向かいます。一桁ナンバーな事に吃驚しつつ、ほぼ8ヶ月振りのコースを流す感じで感触を確かめながら試走します。前日や当日早朝の雨の影響は皆無で凄く走りやすいコンディション。木の根っこが横たわる登りセクションも低速でトラクションを掛けてクリア出来てこの時までは気分上々だったのです。
  • さて、9時に成りスタート。MTBをスタート地点に来た順に好きな場所に並べ、当人は離れた所から走ってMTBをピックアップする、所謂ルマン式スタートです。
  • 走りながらこんなことを思ってました。1.三時間のうち最初の一時間はなるべく飛ばす。2.二時間目からはペースキープ。3.最後の一時間は頑張ってペースを上げる。
  • はい、まったくもって出来ませんでした。最初の2周ぐらいはなんとか前走が見える位置を走れていたのですが、だんだんと後続に抜かれ、かといって自分が得意だと思っていた登り区間でも差を縮めるどころか失速し抜かれまくりました。こちらが2周する間に速いライダーに周回遅れにされる勢い。
  • 当方は腰痛が気になりだし、ついに激痛に変わりました。さらにボトル1本しか無い水分の補給を絞った結果、太ももが痙る始末。最後の一時間は8km/hというサイコンの数字をぼうっと眺めながらの流して走る事で精一杯でした。体は重く、眠気が増し、気力が削がれていきます。
  • ともあれ、走行中に応援して頂いたり、追い抜く際の声掛けだけでも気持ちをつなぎ止めるのに凄く助かりました。毎回こんなblogですら気に掛けてくれる方も居て本当に感謝しつつ、今後もどうぞよしなに。
  • 個人結果は後日サイトに公開されるのを確認しますが、1位が20周と云うから12周走ったか怪しいところでしょうか。走行後にお楽しみの牧場のハンバーグカレーを頂き、気力は復活しました。牧場のショップで物欲を満たし、猪苗代の道の駅でお目当てのどら焼きが売り切れで、実店舗まで行ったにもかかわらず品切れ閉店でスゴスゴと退却してきました。


  • 来年は一つクラスが上がって?46歳以上のクラスになるかと思いますが、そのクラスに居られる方はある意味ふるい落とされずに残った剛の者とも言えるわけで、やはりMTBは難しいと思うのです。