• 毎度の磐梯南ヶ丘牧場を舞台に、MTBの新たなイベントが開催された。3時間をソロ、またはチームで走りきる、その名もジンデューロ IN 猪苗代。
  • ジンギスカップ終了後に行われていた、コース撤収時のおまけイベントでは無く、純粋なレースとして実施され、今回は100名以上の参加があったらしい。
  • 何も考えずにソロでエントリーして当日、思いっきり遅刻して会場に到着が7:30。仲間達はとっくに到着して試走も済ませたとのことで、急いで1周走り、コースコンディションを確認。
  • そして、9:00スタート。12:00までの長いレースの開幕。
  • 明らかに速度に差のある、足なんかいかにもサイクリストというような細い方々を尻目に、MTBをコントロールするので精一杯。雨のせいで木の根っこが良い具合に低μを演出し、上級者でさえ、気を抜けば転倒する。目の前でそんな光景を目にするたび、自分の速度はどんどん遅くなっていく。
  • 今回30分ごとにパワージェルを摂取する作戦をとったがこれがある意味大失敗だった。走行中のハンガーノックとか云う点では無く、昼食という点で。
  • 3時間の道中は、30分過ぎに余計なところで足をついてしまった際に両足痙り。1時間経った当たりで路面のスリップ痕を意識しすぎて逆にスリップ転倒。そして2時間経過後に、OGKのカーボン製ボトルケージの底に当たる部分が破損してボトルのホールド力が低下したため、ボトルを背中のポケットに移す、といった、抜いた抜かれたと云うことが無い、ただ、コース上で動いていたというレースをしない走行であった。
  • さて、後半2周もう気力がごっそり抜けてしまい、速度を抑えて12時ギリギリにゴールに戻ってくるように調整しゴール。周回数も何もかもどうでも良くなっており、ただ完走したことに満足している自分。
  • 後片付けをして、本当は楽しいはずの昼食。事前にハンバーグカレーを注文していたのだが、ここでパワージェルの罠か、まったく空腹感が無く食べ物が喉を通らない。ゴール後にがぶ飲みしたスポーツドリンクと相まって、食べると云うことが逆に苦痛に感じる始末。こんな事は初めてでかなりショック。1年ぐらいずっと食べたくて仕方の無かった、南ヶ丘牧場のカレーだったのに...。
  • なんとかハンバーグと、カレーの中の牛肉だけは腹の中に押し込んで、残し物に懺悔しつつ撤収。今日は色々とショックが重なってテンション駄々落ちで、逃げ帰るように帰宅。
  • ともかく、今のところ終わったばかりと云うことも有り、今後のMTBのレース参加について考えさせられることが多々あり。苦しいだけでは無かったのに、自分で色々とぶちこわしてしまったというのが今回の感想である。実力を付ければ楽しくなるのか、自分自身の何かをを変えれば良いのか、なんかドツボにはまりそうな悪いループにはまりそうである。
  • p.s.リザルトが出ていたので見てみたら、14周していた。思った以上に走った印象。