• さて9/18に長野県王滝村にてSDA王滝が開催され、念願の初出走と相成った。今回も同乗にてまずは伊那市のホテルに前日着、早朝の3時頃から移動して松原スポーツ公園に入ったのが4時30分頃。真っ暗だがすでに大勢の人間が各々の準備をこなしている。
  • 出走準備と受付をこなし、6時前に松原スポーツ公園を出て、スタート地点まで自走。11kmほどの行程だが、良いアップになった。
  • 7時にスタート。しかし参加者が多いので自分のところが動き出すまで少々かかる。慌てても仕方ないのでのんびりスタート。しばらくは登りの舗装路。足が軽く回る事に安心して少しずつ前の人間を抜いていく。
  • ダムを過ぎると道がダートに変化。ああこれが王滝なんだなぁと実感する。たしかに石が角張っていて不注意でパンクさせてしまいそうだ。大きな石がペダルやフレームにガンガン当たる。しかし、相変わらず足は軽いのでどんどん登る。前を行く人を気持ちよく抜いていく。今回は登りでほとんど抜かれることはなかった。
  • CP2という箇所を過ぎてしばらく経った下り。気分は最高潮でヒャッホウとか言いながら順調に走行中にいきなりフロントが滑り、そのまま落車。右肘と右膝を擦りむいたと分かった。右足のレッグカバーは裂け、血がにじんでいる。しかし痛みはない。深く考えず、傷の状況も確認しないままそのまま走行を再開した。
  • CP3を過ぎて、高低表以上に精神的に来る登りを登り切り、10km近い下り。当方は下りが大の苦手なのでMTBのなすがまま。もちろん後ろからはガンガン抜かれるが、一度落車しているので、無理する気にならず、しかし足は回すようにしてゴール前2kmの案内を見て安堵。
  • ゴールまでは緩い下り。砂利だが走りの抵抗にはならず、むしろ足が良く回ったのでゴールまで全速力。前を行く押しの人を抜こうと思い足掻いたが、間一髪ゴールされてしまった。
  • タイムは手持ちのサイコンでは2時間50分ぐらい?まぁまぁだと感心し、ゴールで待っていても知ってる人は来ないので車まで自走で戻った。
  • 右膝の痛みが気になり出し、ようやく現実を受け入れる心の余裕が出てきた。さてどんな状態かと思い、初めてよく見てみたら、擦り傷どころではなく膝下の皮膚が3cmぐらいえぐれて、白いものが見えていた...。これはやばいと思いOFFICIALの方に相談しに行くと、そこからはとんとん拍子に救急車→救急病院直行→患部の縫合と相成った。病院での出来事は思い出すだけでおぞましい。麻酔無しの状態で砂を洗い出す為にごしごし洗われる、汚い患部を切られる、縫合中に麻酔が切れかけ、後2針をその状態で縫われる、etc...。
  • 仮払金を支払い、病院を出て、迎に来て頂き郡山に向けて帰路に。本当ならば運転を代行する事でお互いの負担を軽減しなければならないのだが、こういう状態なのでご厚意に甘え、すべてお任せでご苦労をお掛けしてしてしまった。
  • 幸いにも自車の運転は可能だった為、帰宅出来た。抜糸は2週間後にと言われたので、その週末のジンギスカップはおそらくDNSになると思われる。第一回大会から参加してきただけに残念で仕方が無い。
  • 次回の王滝に出るかどうかはまったく分からないが、タイム的に悪くなかったので、例えば、DHライダーのように、ニーシンガードとかいうものをつけて走る事も検討中。どうでしょう>師匠。