• 前日から予定と覚悟をし、朝6:30に起床し、朝7:13出発。目指すは正式名称【郡山布引高原風力発電所】、国内最大の風力発電所
  • さて、まずはトンネルを避けるのと、体力の状況を確かめる意味で、御霊櫃峠を登頂、舟津公園にて休憩。猪苗代湖は霧が立ちこめ、幻想的な雰囲気。
  • SOYJOYを食し、布引高原に向かう。NV-U35の指示通り走るわけだが、ここから自分の体力の未熟さを痛感する1時間余りの地獄が待ち構えていた。平均傾斜7%の登坂なのだが、平坦区間が全くない。ひたすら登るだけ。そんな区間が6kmほど続くのだ。最初は前を走っていたトラクタを追い抜く元気があったものの、エネルギー補給がSOYJOYだけでは不十分だったらしく、足が重くなり、ついにトラクタに追い抜かれ、寂しい単独行となる。後ろからは車やバイクが登坂をものともせず登っていくのをうらやましく、しかし漕ぐことで前に進んでいることを支えに時速9kmほどまで落ち込んでも漕ぎ続けた。
  • そしてようやく左側に国指定天然記念物、赤津のカツラが見えてくる。立派な大樹で道もコーナーでぐるっと後ろに回り込んでいるのでしっかり堪能できた(写真は撮り忘れてしまったが)。そして永遠続くかと思われた登坂の先に巨大な風車が待ち構えており、門を過ぎるとそこは風車の畑であった。
  • あちこちに設置された風車が賢明に回っている。写真撮影をしようと適当に走るとちょっとした出店が出ていた。そこで何かを買って食べておけばと後悔するのはしばらく後なのだが、さておき、適当に走るとワクワクの風景ばかり。とりあえず、撮った写真を貼っておく。




  • ここに今まで来てなかったことを軽く後悔し、しかしロードバイクで登ってきた自分を褒めて、戻りは楽ちんな下り坂。とはいえ、ブレーキを握る手の握力がだんだん無くなってくるとこれまた辛いのだが。
  • そして最後に諏訪峠を通って帰ることに。そしてそれが甘い考えだったと後悔すること今日の2回目。この道も地獄であった。御霊櫃峠もそうだったのだが、湖南側から登る峠道は傾斜がきつい。本当に何回も押して歩こうかと思った。そして、6/18まで工事通行止ということで、合計4カ所にバリケードがあり、その都度ロードバイクを持ち上げ、自分もバリケードを跨がらなくてはならなかった。工事はまだ始まっていなかったため、重機が駐車してあっただけだが、来週以降は通行困難になるのだと思われる。
  • そんな行程も下り坂になればすべてを忘れ、ローレルバレイカントリークラブの脇を走り、天栄周回コースで走る道に出て、最後の目的地、逢瀬公園へひた走る。というほどのスピードはもはや出ず、腰痛と闘いながらの走行となった。空腹も手伝い、速度は出ない。後方から来たロードバイクにあっさり抜かれ追いつくことも出来ず、もはや姿も見えなくなった。そんな状態でも漕げば到着するのが自転車の良いところ。逢瀬公園に辿り着くと自販機でゲーターレイドを購入。去年まではオレンジ色だったのに今回からまたクリアになった。前の方が良かったのに。SOYJOYとともに補給し、最終行程、自宅へと向かう。
  • この帰り道が今までにないぐらい辛かった。長距離を走ったことによる腰、もも裏、お尻の激痛が容赦なく体を冒していたが、残り10kmを力を振り絞り走破。帰宅したのは13:00頃であった。
  • さて、不慣れな人間が無謀にもロードバイクで100kmを走るとどうなるか。これが顛末である。峠3つ走ったことを考えれば褒めてもらっても良いと思う。しかし、もう一度走れと言われたら、たぶんものすごく悩む。御霊櫃峠と諏訪峠を使わない別ルートでトンネルの走行対策をした上でなら、布引高原にチャレンジすることもやぶさかではないかもしれない。
  • 【05/22(土)(晴れときどき曇り)07:13Start】郡山〜御霊櫃峠〜舟津公園〜布引高原〜諏訪峠〜逢瀬公園〜郡山
    • 平均心拍数:149
    • 最高心拍数:178
    • 消費カロリー:3395kcal
    • 走行距離:108.7km
    • 平均速度:21.7km/h
    • 最大速度:54.2km/h
    • 平均ケイデンス:63rpm
    • 最大ケイデンス:124rpm
    • 乗車時間:4h59m27s